自宅でパソコンをインターネットに接続するには、当然パソコンの本体が必要です。
自宅に回線(FTTHの場合は光回線・ADSLの場合は電話回線・ケーブルテレビの場合ケーブルテレビ回線)を敷設します。
データ通信カードの場合は回線不要。
インタネットサービスプロバイダーと契約をして初めてインターネットに接続することが可能となります。
パソコンは色々なメーカーのものが販売されていますが、大きく分けて2種類に分類できます。
オペレーティングシステム(OS)が『windows』のものと『MAC OS』のものがあります。
オペレーティングシステムというのはコンピューター本体の動きを決める大元のソフトウェアのことを言いますが、日本では大体『windows』ユーザー(使用者)が8割で『MAC』ユーザーが2割と言われています。
『windows』はマイクロソフト社が開発したOSであり、『windows』を使用したパソコンのことを俗に『windowsマシン』と言います。
『MAC OS』はアップル社が開発したOSであり、『MAC OS』を使用したパソコンのことを俗に『MACマシン』と言います。
『windowsマシン』はさまざまなメーカーが製造しておりますが、『MACマシン』はアップル社のみが製造しております。
はじめてパソコンをご購入しようと思われている方は日本の市場8割の『windowsマシン』を選ばれた方が無難です。
ユーザが多い分、どうしてもパソコンで使用できるソフトの量も充実しているからです。
『windowsマシン』の製造メーカーはいろいろありますが、性能的にはどれもあまり変わらないので自分の好みで選べばいいと思います。
据え置き型のディスクトップパソコンとコンパクトなノートパソコンもスペースの関係や好みで選べばいいと思います。
値段も高くなればそれだけ性能もよくなりますが、最初はあまり高いものは必要ないでしょう。
ブロードバンドとは、回線スピードが速いインターネットのことを言います。
ブロードバンド接続には主にADSL・FTTH・ケーブルテレビ・データ通信カード等があります。
ADSLは一般のアナログ回線(メタル回線)を利用します。
かなりの回線スピードが出るのですが、NTTの基地局からの距離によって、スピードが減少します。
FTTHというのは”Fiber To The Home”の略で光通信のことを言います。
光回線を使用するので光回線の引きこみ工事が必要ですが、工事費が含まれているプランもあるようです。
常に安定したスピードが出ます。
現在のところ最も早い接続方法です。
CATV(ケーブルテレビ)というのはケーブルテレビ専用回線を使用します。
ケーブルテレビ専用回線の引きこみ工事が必要です。
最高FTTH並みのスピードが出るようですが、スピードはケーブルテレビ会社により異なります。
データ通信カードというのは外出先でもインターネットが使える無線通信装置です。
自宅に電話回線を引く必要がないため、すぐにインターネットを始めることが可能です。
最近ではかなり早い通信スピードのものも出てきました。
使用するブロードバンドによってどの回線を敷設するか変わってきます。
ADSLの場合、通常の電話回線を使用します。
電話回線が既に引かれている場合はそのまま利用できます。
電話回線が引かれていない場合でも『電話加入権不要タイプ』というプランが用意されているので、それに申し込めばADSLを開始することが可能です。
FTTHの場合、光ケーブルを使用します。
そのため、光ケーブルが引かれていない住宅では敷き設工事が必要です。
マンション等の共同住宅の場合、既に光ケーブルが敷き設されている場合は、そちらに相乗ることが可能です。
CATVの場合、ケーブルテレビ回線を使用します。
そのため、ケーブルテレビ回線が引かれていない住宅では敷き設工事が必要です。
データ通信カードの場合、回線は必要ありません。
自宅からパソコンをインターネットに接続しようとした時、サービスプロバイダー(インターネット接続業者)と契約をしなければなりません。
上記、ブロードバンドの説明で紹介した業者ではサービスプロバイダーとのセットにより割引サービスも同時に行っているところがあるので、そちらで選べば割引を受けることができます。
但し、プロバイダーによっては光電話が使用できないプロバイダーもあるので、光電話を使用したい方は光電話使用可能なプロバイダーを選択する必要があります。